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Javaコース中級 プラグイン開発編

プラグイン開発を行いながらオブジェクト指向やフレームワーク、DBについて学ぼう

DAY 30

データベースを利用するときに便利なO/Rマッパー

さて、見た目も使い勝手も、実に残念だったJDBCによる実装は如何だったでしょうか。

ここらへんはSpringBootあたりを使ってると本当に楽なので、違いがハッキリしすぎて辛いですね。
ちなみにSpringBootを使うと楽なのは、今回解説する「O/Rマッパー」と呼ばれるものを導入しているということと、それらとSpringがうまく連携されていて、非常にシンプルに使えるようになっているからです。
特に後者の「Springとうまく連携されている」というのが味噌で、ここがSpringの凄いところです。拡張性が高く、色々なツールやライブラリがSpringを使ってやると非常に簡単になります。

ちょっとSpringのお話になっちゃいましたが、今回の講座で使うO/RマッパーはMyBatisというものになります。
このMyBatis。O/Rマッパーの中では特に人気というわけではありません。有名所はそれこそSpringBoot標準で搭載されている「JPA」ですね。
なのに何故MyBatisを使うかというと「SQL」にしっかり触れてほしいからです。

今までのJDBCでもSQLは直接記述していましたが、あれほど直接的ではないにしろ、SQLを扱うということは避けないで欲しいのです。
これも中身を知る、に近いのですがO/Rマッパーを使うとSQLを隠蔽することが出来ます。すると、どんなSQLが発行されているのかがわからないままプログラムを書くことになります。
でも問題が出たときというのは「発行されたSQLをチェックする」ところから始まるので、SQLが発行されている意識がないと問題の調査すら出来ません。

更にSQLが発行されているのがわかっていてもSQLを扱えなければ、かなりしんどくなります。

上記の理由から個人的には慣れてきたらJPAなどでも良いと思っていますが、最初はSQLを直接扱えるMyBatisのようなO/Rマッパーを使うべき、と考えています。
今回はまずO/Rマッパーについての解説なのですが、次回以降からどんどんMyBatisに触れていきましょう!

TIPS

01. データベースを利用するときに便利なO/Rマッパー

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